未経験からPMOへ|メンバーズの育成プログラムと成功事例

はじめに

こんにちは。新卒で、社内PJTのアシスタント業務を行いつつ、研修など受講しながらスキルアップしてる小林です。
メンバーズが支援している多くの企業において、プロジェクト推進に強い人材の不足が共通の課題となっています。その支援人材としての「PMO」というポジションで私は稼働できる状態を目指してます。

今回、社内のPMO研修を受講し、実際のプロジェクトで活用できる多くの学びがありました。そこで、この研修の参加レポートを執筆することにしました。
この記事では、未経験者向けのPMO研修でどのような内容を受講し、実際のプロジェクトで学びをどのように活かせたのかをお伝えします。この情報が、社内でプロジェクト推進役の育成を担当されている管理職・リーダーの方々にとって、少しでも参考になれば幸いです。

なぜPMOに注力しているのか?

メンバーズがPMOに注力している背景には、クライアント企業のDX推進におけるプロジェクトマネジメントの重要性が高まっていることが挙げられます。
近年、多くの企業がデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進していますが、その過程で様々な課題に直面しています。特に、複雑化するプロジェクトを円滑に進めるための専門知識やスキルを持つ人材が不足していることが、大きな障壁となっています。

そこで、メンバーズは、プロジェクトマネジメントオフィス(PMO)の機能を強化し、クライアント企業のDXプロジェクトを成功に導くための支援体制を確立しました。PMOは、プロジェクト全体の計画、実行、監視、および制御を行うことで、プロジェクトの効率性と成功率を高める役割を果たします。

具体的には、メンバーズのPMOは以下の点に注力しています。

  • 専門知識とスキルの提供
    • プロジェクトマネジメントに関する豊富な知識と経験を持つ人材を提供し、クライアント企業のプロジェクトを強力にサポートします。
    • UI/UX、デジタルマーケティング、データ活用、脱炭素DXなど、各領域の専門家を擁し、多岐にわたるニーズに対応します。
  • プロジェクトの標準化と効率化
    • プロジェクトの進め方を標準化し、効率的なプロセスを確立することで、プロジェクトの成功率を高めます。
    • リスク管理や品質管理など、プロジェクトマネジメントに必要な機能を包括的に提供します。
  • 人材育成
    • PMO人材の育成に力を入れており、独自のカリキュラムでPMO人材のスキルアップを支援しています。
    • 3年間でPMO人材385名の育成を目標としています。

これらの取り組みにより、メンバーズはクライアント企業のDX推進を強力にバックアップし、企業の成長に貢献することを目指しています。そして、このPMOの重要性を理解するために、私は社内のPMO研修に参加しました。次では、その研修内容について詳しくお伝えします。

メンバーズ独自のPMO育成プログラム

今回の研修は、全社で開催されたプロジェクト推進の基礎を学ぶためのもので、総受講者は330名にもなりますコパイロツト社からの支援を受け、全7時間の6カリキュラムで構成されており、下記のような内容を学びました。

  • プロジェクトマネジメントの基礎知識
  • PM業務の基本
  • 議事録の取り方
  • 会議の進め方
  • ゴール設計

研修は動画視聴と一部提出課題を組み合わせた形式で、実際に手を動かしながら学ぶことができました。研修の中では、実際のプロジェクトで起こりうる様々なケーススタディを扱い、非常に実践的な学びを得られました。特に、リスク管理の重要性を再認識し、プロジェクトの初期段階でリスクを洗い出し、対策を講じることの重要性を学びました。

実践で活かせたこと

社内プロジェクトにてアシスタント業務をする際に、学びが活かせました。

  • 会議におけるアジェンダ設計
    • 何について話すかを事前に関係者が知ることができるようにアジェンダを作成しました。
    • これにより、各自で事前準備ができ、30分間の短い会議でもその場の議論が活性化しました。
  • 議事録
    • 全員分のToDo・タスクをその場で共有できる議事録を作成しました。
    • これにより、スケジュール進捗が捗り、タスク対応の抜け漏れがなくなりました。

受講した感想

特に印象に残ったのは会議運営研修です。今まで何となく参加していた会議も、アジェンダの設計やPMOの視点を持つことで、より効率的で有意義な場にできることを学びました。

業務への活用研修で学んだゴール設計の考え方は、日々のタスク管理にも役立っています。ゴールから逆算して計画を立てることで、優先順位が明確になり、効率的に業務を進めることができるようになりました。

また、研修全体を通して、プロジェクトマネジメントは単なる知識だけでなく、実践を通して身につけるものであると強く感じました。ケーススタディやワークを通して、様々な状況に対応する力を養うことができました。

まとめ

今回の研修を通して、PMOの役割を改めて認識しました。特に、会議におけるアジェンダ設計や議事録の重要性を学び、日々の業務に活かすことで、効率性を向上させることができました。

研修内容は、プロジェクトマネジメントの基礎知識が網羅されており、未経験者でも安心して学ぶことができる構成でした。ケーススタディやワークを通して、知識を定着させることができ、実際のプロジェクトで役立つスキルを身につけることができました。

メンバーズがPMO人材の育成に力を入れている背景には、クライアント企業のDX推進を強力に支援し、共に成長していくという強い意志があると感じました。私も今回の研修で得た知識と経験を活かし、PMOとしてクライアント企業のDX推進に貢献できるよう、今後もスキルアップに励んでいきたいと思います。

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この記事を書いた人

小林大晟
小林大晟
2024年にメンバーズに新卒で入社。現在はPMO事業における顧客企業からの認知獲得・拡大に向けたコンテンツマーケティング活動プロジェクトの推進を行なっています。
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