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AWS Summit Japan 2026 レポート:AI時代のAWSと開発の未来を体感してきた

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はじめに

こんにちは、株式会社メンバーズ の三浦涼太郎です。

突然ですが、「もっと業務を効率化できないかな?」とか、「AWSって名前は聞くけど、自分が今から学ぶ価値あるのかな?」などでもやもやしたことはないでしょうか。
最近、担当業務の幅が広がるなかで、私自身もまさにそのもやもやを抱えたまま、2026年6月、幕張メッセで開催された
AWS Summit Japan 2026Open in new tab へ参加してきました。

結論から言うと、想像していた何倍も現地に足を運んで良かったです。この記事では、現地で見た・聞いた・驚いた体験を、新鮮な温度感でお届けします。読み終わる頃には、「来年こそ行ってみたい」と思ってもらえたら嬉しいです。

開場時間に到着し、後悔した理由

最初の学びは、技術の話ではなく、入場までの待ち時間です。
「10時開場なら10時に着けば余裕だろう」という考えは甘く、会場に入るだけで約1時間半もかかってしまいました。長蛇の列を眺めながら、その熱気に圧倒されていました。

今後参加される方がいらっしゃいましたら、ぜひ参考にしてください。狙い目は「並ぶ覚悟で9時着」、もしくは「混雑のピークを外して11時半頃に着く」です。その中間にあたる10時ちょうどが、最も待ち時間が長くなるタイミングでした。

来場者を迎える、洗練されたデザインのAWSロゴブロック

長い列を経てようやく入場すると、最初に目に飛び込んできたのが、AWS Summit Japan のロゴが刻まれた巨大なブロックでした。赤と青の鮮やかなライトアップが美しく、1時間半におよぶ入場待ちの疲れが、一瞬で吹き飛ぶ演出でした。個人的にはぜひグッズ化してほしいと感じるほどの完成度でした!

会場で存在感を放っていたAWSロゴの巨大ブロック

入場後、まず向かったのが「サイレントセッション」のエリアです。ここが今回最も印象的だった場所で、5つの講演が同時に開催されているにもかかわらず、会場は驚くほど静まり返っていました。
その仕組みは、各席に用意されたトランシーバーとイヤホンを使い、自分が聴講したい講演の音声だけを拾うというものです。イヤホンをつけていない周囲から見ると、大勢の参加者が無言でスクリーンを見つめている不思議な光景が広がっていました。「このような先進的な運営方法があるのか」と、イベント開始早々から最先端の工夫を体感しました。

各椅子に設置されているトランシーバー

今回のサミットで向き合った「3つの問い」と得られた知見

事前にセッション一覧に目を通し、今回のサミットにおいて特に注目したテーマは以下の3つです。

  1. Amazon Q は結局何ができるのか

  2. KiRO というAIエージェントは何者か

  3. そもそも、AWSって今から学ぶ価値があるのか

これら3つを軸に、特に印象に残ったセッションの模様と学びを紹介します。

① Amazon Q ーー 散らばった情報を飲み込む「AI秘書」

Amazon Q は、社内のあらゆる場所に散らばった情報を、AIが横断的に集約・分析・生成してくれるサービスです。「ドキュメントの場所が分からない」という課題を、各サービスと連携することで一気に解決してくれます。AIエージェントに質問することで、全てのドキュメントを参照して精度の高い回答を作成してくれます。

それだけではなく、チャット形式で「今週やったことから上司への報告書を作って」と頼むだけで週報が完成します。さらにすごいのは、これがノーコードでタスク自動化までできる点です。全部門が使える「AI秘書」として、かなり強力なツールだと感じました。

個人的に刺さったのが「Teamsの録音から、トランスクリプトをコピペすることなくそのまま議事録を作れる」機能です。面倒な議事録で悩んでいたので一度自分の案件でも取り入れられないか相談してみたくなりました!

② KiRO ーー 仕様駆動開発に特化したAIエディタ

2つ目に注目したのが、ハーネスエンジニアリングに特化したエディタ/CLI である「 KiRO」 です。

Visual Studio Codeとの違いはフックスやスキルの作成をGUIで作れる点です。特に「ステアリング」という機能は、AIがプロジェクトの全体像を把握し、Markdown形式で知識を永続化してくれます。さらにAIが今どんな作業をしているのか視覚的にわかりやすく表現されているのも好印象でした。

実際のデモを見て感じたのは仕様を固めてから作業を進めることの重要性でした。AIに開発を任せる時代だからこそ、人間が「何を作るか」をきちんと言語化しておく価値を改めて感じました。

KiROを使った開発の効果

③ 結局、どの大企業もAWSを使っていた

そして、今回のサミットで最も大きな収穫となったのがこの気づきです。「大企業であれば、独自の高度な技術を内製しているのだろう」という従来の認識は、良い意味で大きく覆されました。

AI議事録ツール 「Notta」 も、任天堂のボイスチャット機能も、実はその基盤の多くがAWS上で構築されていました。特に任天堂のアーキテクチャ設計(DynamoDBの活用など)には、設計の解像度が桁違いであり、圧倒されました。

「最初からDynamoで組まず、まずは変更に強いRDSで設計し、仕様がフィックスしたら移行する」という実務的な進め方など、最先端の現場こそAWSをフルに使い倒している事実に触れ、大きな刺激を受けました。
サミット参加前に抱いていた「今からAWSを学ぶ価値はあるのか」という問いに対し、今では「学ぶ価値が確実に大いにある」と確信しています。

おわりに

たった1日で、業務効率化のアイデアと、開発スタイルの気づきを持ち帰ることができました。AIがどれだけ発達しても、出力をレビューし判断できる人間の価値はむしろ上がっていくはずです。仕様を固め、自分の手で確かめる姿勢を大事にしたい、そう思える1日でした。

次回参加する際には、今回の反省を活かして朝9時に行きます。
この記事を読んで少しでも興味を持たれた方は、ぜひ次回のAWS Summitに足を運んでみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人

三浦 涼太郎
三浦 涼太郎
2025年に株式会社メンバーズへ新卒入社したフロントエンドエンジニアです。フロントエンドとして入り、最近ではバックエンドやShopifyなど様々な業務をしています。
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